(65) 2023年5月30日 「苦手なショット、得意なショット」
不得手なコースやドロップ・ショットで攻める対戦相手に苛立つことがある。多少不得意なコースを攻められても勝敗にはさほど左右されないことを予め覚えておこう。それよりも自分の得意なショットで攻めて試合を有利に進める方が得策。「苦手を克服する為の練習」するよりも「得意なショットに磨きをかける練習」の方が勝つ可能性がある。
Photo: 「コロニア・グエル教会」 バルセロナ/スペイン

(64) 2023年5月19日 「集中力を高める」
高校生の団体戦を見学。指導者が負けた生徒に「集中力が足りないよ」と激を飛ばしていた。上手くいかない原因を指摘しても、冷静になれない選手は逆に自信を失っているように見える。白石は「練習によって自分をコントロールする能力を高めれば、集中力は発揮できる」と記してある。が、しかし、そう簡単には集中力がつくとは思えない。(参考:白石豊著【本番に強くなる】)
Photo: 「主峰モンブランの夜明け」 TMB/フランス

(63) 2023年5月4日 「へバーデン結節 って何」
指の変形性関節症「へバーデン結節」とは、手指の第1関節が痛み、変形する病気。起床する直前、中指・薬指を触るとビリッと激痛が走る。血流が悪化して筋肉に酸素が供給されないことから来るらしい。老化現象の一つと見過ごしされがち。ラケットを握れないばかりでなく、日常のさまざまな場面で不便が生じないか不安でしょうがない。
Photo: 「海に浮かぶモンサンミッシェル城」 フランス

(62) 2023年4月22日 「テニス・エルボーは打ち方に問題?」
テニスひじに悩まされた経験は誰しも1度や2度ある。特にバックハンドストロークによる繰り返しによって肘に痛みが生ずることが多い。インストラクターに尋ねた。ストリングスを52ポンドから45ポンドに下げ、ナイロン製ガットに変更した。痛みは徐々に治まり、うそのように完治した。原因はバックハンドではなく、ストリングスにあった。
Photo: 「静寂に包まれたワンドイ峰」 ブランカ山群/ペルー

(61) 2023年4月10日 「体にストレッチを教え込む」
週に2-3回ジムに通い、筋トレ、ストレッチを1時間ほど行っている。太腿に負荷をかけるレッグカールのウェイトが、最初25㎏だったのが7年通って今では45㎏まで上げることができるようになった。体は筋肉を伸長させようと反応し、細胞分裂が起き、筋肉が長くなる。体に教え込む体質にしていくことがポイントだとトレーナーに教えられた。
Photo: 「唐時代の楼閣・清音閣」 四川省・峨眉山

(60) 2023年3月24日 「ブレークスルーって何?」
サービスはトスの位置、インパクトのラケット面、腰の捻りがポイントだと指摘され、その通りにしたつもりだが、思うように入らない。インストラクターからのアドバイスをイメージしながら、繰り返し練習した。コツを会得した途端、続けて入るようになった。遂に【ブレークスルーだ】とほくそ笑んだ。つまり、行き詰まり状態を打破したのだ。
Photo: 「長閑な丘陵地」 コッツウォールズ/英国

(59) 2023年3月12日 「70代は好きなものを食べよ」 参考:[70歳の壁を乗り越える]
「コレステロールが多い食品だから止めて」「尿酸値が高くなるよ」。食品を買おうとすると妻から一言。和田秀樹(精神科医)曰く。【70代になったら好きなものを食べなさい。】食べたいものを食べずに生きるより好きな食べ物を食べて生きる方が長生きすると言っている。意欲を高めるセロトニンが増し、免疫力が高まるのだそうだ。皆様はどうする?
Photo: 「凍てつくトレ・チーメ」 ドロミティ/イタリア

(58) 2023年2月26日 「自信とは」 (アメリカ・スポーツ心理学者マートン)
試合前に「強そうだな」と思うか「やれそうだ」と思うかで結果は違ってくる。マートンは、自信とは「なんとかうまくやれそうだと思える感じ」と説明している。国枝慎吾は、負けそうになると、「俺は最強だ!と自分を鼓舞した」、と引退会見で述べた。心の奥底にセルフ・イメージ(自己像)を秘めて、自分の能力を信じていたのだ。
Photo: 「アンボワーズ城からの眺め」 ロワール渓谷・フランス

(57) 2023年2月12日 「心の資質とは」(「本番に強くなる」白石豊・著)
昔は「根性で苦しい練習をすれば勝てる」と言われてきた。しかし、最近ではメンタルトレーニングが進化し、事情が変わってきている。「やる気」「自信」「集中力」「冷静さ」を備えておくことが大切と説いている。これが「心の資質」。私は最近ヨガ教室に通い「呼吸法」を学んでいる。何かを会得できるのではないか、と期待している。
Photo: 「巨大な瀑布」 ミルフォード/NZ南島

(56) 2023年1月29日 「ストレッチングの重要性」
年を重ねると筋肉痛、ケガ、疲労などによる影響で動作が鈍くなる。体力が低下すれば集中力もなくなる。当然気力も失せて、負けることも。筋肉の疲れを取る習慣を実行して欲しい。良いコンディションで試合を迎えるには、日頃からストレッチングすることを意識しよう。疲労回復するを早めるばかりでなく、気持ちもリフレッシュする。
Photo: 「木組みの家並み」 アルザス地方/フランス

(55) 20231月15日 「ミックスダブルスのゲームプラン」
男女4人のレベルに差がある場合、女性にとって威力のあるボール受けるチャンスと捉え、男性にとってはゲームプランを学ぶ場になる。女性レシーバーではリターンをストレートロブで返し、相手男性のリズムを崩せれば、勝機あり。ストレートロブを意識させて、次の手はドロップショットで相手を狂わせる。実力差があっても、自分の実力を高める機会となる。
Photo: 「ロマネスク様式のレリーフ」 カタルーニャ/スペイン

(54) 2023年1月1日 「70歳が老化の分かれ道」 和田秀樹著(精神科医)
70代の生き方が、要介護となる時期を遅らせ、その後の生活をどれだけ持続できるかにかかっている。70代は老いと戦える最後のチャンス。老いの期間を健やかに過ごすためには、運動機能、脳機能をいかに保つかがポイント。80代は「老いを受け入れる時期」と心得よう。体と心の健康を保ち、健康寿命を延ばしていきましょう。
Photo: 「クスコ近郊の山」 ペルー
